本当にアロエは効く?

 アロエをやけどの治療に利用するというのは昔から民間療法としてよく知られていました。民間療法には迷信に近いものもあれば,ある程度根拠や実績があるものもあるようです。

 アロエでのやけど治療については

 「保水効果や患部をある程度冷やす効果はあるが薬効といえるほどのものはない。また,衛生面でも心配がある。」とアロエの利用に否定的な見方をする人もいます。
 
 しかし,一方で,やけど治療にアロエを利用して,よく効いた。という人は多くいます。また,実際にアロエには炎症を抑える効果があるとの実験結果も報告されています。

 
 私は本当に「アロエはやけどに効く」と思っていますし,この方法がとてもあっていますが、個人個人で体質が異なりますので、肌の弱い方やアレルギーを持っている方は必ずしもこの方法がよいとは限りません。この方法で何か問題が生じましても、(無責任なようですが)責任は負いかねます

 また,料理中に鍋に指が触れた,などの
軽いやけどに対して利用してください。お湯をかぶってしまった,などあとが残ってしまいそうなやけどの時はアロエを利用せず,急いで病院に行ってください。

やけどをしてしまったら・・・
 やけどをしてしまった場合には水などですぐに患部を冷やすことです。これはどんな薬を塗るよりも効果があるようです。

 その後、アロエの葉(キダチアロエでもアロエベラでもよい)を患部をカバーできる大きさに切り、さらに、片面の緑の部分を包丁などではぎとります。出てきた透明なゼラチン状のところを患部にあて、バンソウコウなどで固定します。

 1時間程度そのままにしていると(アロエの葉は厚いので少しじゃまになりますが・・・)貼った部分の皮膚がふやけてきます。これでだいたい大丈夫です。

 やけどをすると夜、お風呂に入ったときにズキズキと痛むものですが、この方法で、かなりその痛みが抑えられます。

 さらに、アロエの葉か、アロエエキスを服用するとアロエの成分が血液に入り、患部に内側から効いていきます。 


日焼けにも・・・

 日焼けもやけどの一種ですから、やけどと同様にアロエが利きます。

 といっても日焼け予防ではなく、日焼けによって赤くなった肌に、アロエの汁を塗って、さらにアロエを服用しておくと、ひりひり感を長引かせずにすみます。

アロエの葉を1枚とって、縁のトゲの部分を

切り取ります。

 これはサポナリアというアロエですが、キダチアロエやアロエベラ,または不夜城でもいいです
 ちなみに,このサポナリアというアロエは,園芸店などで見かけることは少ないのですが,私の実家の周りでは,園芸店ではよく見かけるアロエベラ(食用アロエ)よりも,こちらを育てている人の方が多いようです。

 適当な大きさに切った後、片面の緑の部分を切り取ります。
汁がよく出るように、ゼラチン状の部分に

数本切り込みを入れます。

バンソウコウなどで患部に貼りつけます。


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